自己嫌悪/
フォマルハウト
日一日と強くなる陽射しに
街も人も木々たちも
確かに輝き始めたというのに
わたしの内側には
果てしない闇があり
どこまでも深くなる
いつからわたしは
眩しさを理由に
視線を落として歩くようになったのか
そして
いつまで
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