私/白い蒲公英
中学の時とても仲良くなった女の子がいました
私は2人同じように幸せになるのだと思っていました
彼女が頑張れ頑張れって私に言います
辞めたら負け あなたにも向いてるものがあるって言いました
その言葉に
中学の時
授業中や休み時間
教室の窓から校庭や青空を見るのが好きだった事を思い出しました
あの時見ていた夕焼けに染まる校庭を思い出しました
また見えるといいな
そう思いました
そして私はひとりぼっちでその空をずっと見ていた事も思い出しました
その空はとてもとてもきれいでした
戻る 編 削 Point(0)