しにたい/
わら
かなしいくらいに
空は青かった
夜は、
かなしいくらいに
星は綺麗だった
あぁ、 あぁ、
この一歩先へ
この一歩先へ
ゆけたなら
見おろしている
手足は震えている
なのに、
涙はとまらない
もう、
なんの涙なのかも分からない
あぁ、
でも、この一歩先へ飛びおりたなら
救われるのに
楽になれるのに
かすむ地面
いとおしいほどに、
手をのばしてみたくて
だけど、
あま
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