幼い錯覚、苦笑よりも先の/零椅
 
  成
  長
  し   
  た
僕は君を好きだと感じていた
 今はもう知ることのできない感情だけれども
  今
  ど   「尊敬だったかもしれない」
  こ       「家族のようだったかもしれない」
  で
  何     「初恋だったかもしれない」
  を
  し
  て
  い
  ま
  す         ねぇ、それぐらい
  か         教えてくれたっていいだろう

戻る   Point(3)