けいじ物語/アマル・シャタカ
前田慶次が活躍したのは戦国時代
まだ
刑事という仕事はなかった
ジーパンだとかスニーカーだとかマカロニだとかスコッチだとか
日用雑貨食料品が
刑事になれた時代があった
いい時代だった
デカなんて呼ばれた時代もあった
けしてデカイわけではないのに
そういや
あぶないのもいたんだっけ
やがて宇宙刑事がやってきて
地球を影から守っていたりしたものだ
その前には
ロボット刑事が
ハンチングに哀愁を漂わせた時代もあった
やっぱり彼らも「けいじ」だったから
大きくはならなかった
その後
さすらい刑事や
はぐれ刑事が現れたけど
そのころにはまだ
富豪刑
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)