時間/
sin
きみが「すきだよ」といった。
ぼくはきみがきらいじゃなかった。
そうしてはじまった交際の中で、でもすれ違いが続いて溝が大きくなって
ぼくを好きなはずのきみの行動にふりまわされて、ぼくはきみに別れを告げた。
「きらいじゃない」はずのきみが他の男と二人で平気で話すのにたえられなくて。
そうしてひとりに戻ったぼくはでも、いまもきみを思い出している。
もう、新しく好きな人を見つけただろうきみを・・・
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