さよならを告げて/
なごまる
鈍色の海をみてた僕に
君がみせてくれたのは
冷たくひびわれた
氷のような心
その澄みきった輝きが哀しかった
僕の胸を満たしてる水は
少し濁っちゃいるけれど
凍りつくことなんてありはしないのさ
だから手をつないで
あったかいコーヒーでも飲みにいこう
冬の海にさよならを告げて
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