ゆがんだレンズ/かとうゆえ
 
ゆがんだレンズでものを見ているような
そんな気分。

みんなが好きだというものを
素直に見ることが出来ません。

評価の高い作品は
かえって曇った目でみてしまう。

ちゃんと
見えているのでしょうか。
流されては、いないでしょうか。

時々とても、不安になります。

何がよくて何が悪いのか
いまいち私にはわからなくて
読めば読むほど
わからなくなって
考えてもどうしようもないから
感じるままに書いて、読んで、ポイントつける。

でもきっとこれは
自分に自信がないことの
表れなのかもしれない。

自分に自信がないから
こんな風に
独白にしてみたりして。


詩を詠む
詩を読む


簡単そうで
むずかしい

ゆがんだレンズ

なのかさえも
やっぱりいまいちわかりませんが


きっと私はこれからも、
感じたままに
感じたように
書くのでしょう。

「スタイル」が
確立されるまで。
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