メモ/はるな
きょう、「のんでもいい」ぶんのお酒をのんでしまったら、お湯を一杯のんで、そしてまた「のまなきゃいけない」ぶんの薬を飲む。わたしは一生のうち、するべきぶんの恋をやり気ってしまっていると思う。思うのに湧いて出るから、あ〜〜〜これがワインだったらいいのにな。
新学期をむかえた娘がいちいち一喜一憂してかえってくる。曰く、あたらしいともだちができなかった、とか、曰く、はじめての子とひとりも話せなかった、とか。でもあなた、ちゃんと机をならべて挨拶をして、お給食をたべてお掃除して帰ってきたじゃない。ちょっと犬みたいに濡れた鼻で隣のひとを嗅いだりしたかな?
そんなこと!するわけないよー。まま、したの?
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