つれづれと俳句(無季)/
大町綾音
白バラのバラ星雲か雲の峰
さやかにも若々しくも花梨の実
ラタトゥイユ『トゥイユ』の青がねじれてる
眠りから醒めればまたも白い床
十字架を背負う覚悟は捨てよ春
兄の名を口にする父年老いて
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