夏一番/
ヤギ
春が来て当たり前に夏が来て
轢かれても轢かれても鳴く雨蛙
待ちきれず不味いスイカを啜り食う
汗垂らしカレー食いつつ夕涼み
ベランダで湿気た花火を一気点け
草いきれサッカーボールを恋い慕う
水撒いて夢が実現虹越える
もう一度水撒き頼み虹を食う
この先は真夏に残し梅ソーダ
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