つれづれと俳句/朧月夜
 
寂しさの星座へ向かう一月半ば

諦めを一つ手持ちて鬼は外

もう良いと言ってほしいの冬銀河

冬の雨寂しいという合言葉

父がいないわたしは起きる寒き朝

かけがえのない思い出に浸る冬の日よ

ただ過ぎる冬ざれの季節をかけ足で追い
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