つれづれと俳句/
朧月夜
降り積もる雪に足元を攫われて
ジャケットの前をはだけて寒(かん)に酔う
クリスマス迷い路のごとまた来る
北風にしかめっ面してペダル漕ぎ
猟人の夢見る果てに獣ありて
くだら野や夢遊ばせて二夜三夜
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