つれづれと俳句/
朧月夜
わたりたり雁の旅路はせつなくも
涙もてただ拝顔すべし秋の田を
心を晴らす種はいずこへ秋の空
牛蒡引く手も借りたしや忙しなく
秋空に思い叶わず暮れるまま
冷たいと思わず手を引く夕まぐれ
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