自由律俳句 2022.02.19(土)/田中恭平
 

曇天の 陽の恋しくあり

妻が淹れてくれたコーヒーに砂糖足す

雑なへや正したくあり、まず日記書く

妻の悩みの 明るい方へいく

妻をなだめてお茶をすすめる

曇天 アパートのした子供が遊んでいる

雨水の朝のこころも水に変わりゆく

今日は雨ふるのか 買い出しの土曜日

毎日物書くことの祈りめいてくる

ほんとうの祈りは透明でなく熱いのか

本を読む 頭、脱構築する

 
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