自由律俳句 2022.02.13(日)/田中恭平
かわいい妻は炬燵で朝寝
コーヒー飲みつつ今日を組み立てる
喉の不調の咳払いばかりして
頭に歌が巡る
寒林の如し悩みが湧いてくる
逃げども逃げども悩みは湧いてくる
どうとでもなれ氷?みつぶす
山をながめて帰りたい山
どうして物書くと慰める山よ
悪寒に朝シャワーするか迷う
断酒つづいている、禁煙はつづかない
喉の不調の寒水を一杯
書く毎に生まれ変わろう春の川
となりの道を神父が通ります
神に見られているという妄想がよぎる
白い息の笑っちゃうくらい寒い
痛みはこわくて死はこわくない 寒林
川に氷な
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