自由律俳句「食べられる退屈」(137)/
遊羽
エビータの夕暮れしずしず岬の埠頭眺め
夜明け前遍路も持鈴鳴らさず歩く
カラスが喪服着て歌うプッチーニ
狼煙の足下に蛸壺数多転がっている
ヘボン式のヘボンはあの女優の名前と同じ
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