自由律俳句「食べられる退屈」(61)/遊羽
 
 狐の里でたんぽぽ茶すゝる

 放置した退屈 空気冷やす

 人との関わりで余計な退屈また増やす

 開き始めた花咲くまで見届ける

 ゆとりのない部屋のゴミを隅に追いやる

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