料理で俳句?チャンポン/SDGs
本日のお品書き〜チャンポン〜
チャンポンの具に秩序失せ世の乱れ
いまはもう思い出でしかないが、下関という町は食い物のうまいところだった。その背景には永く大陸への玄関口だったことがあるのだろう。
その頃のことだから(いつ頃?笑)イタリアンなんて無粋な食いものはなかったが、唯一フランス料理を大和町の「水産会館」で出した。小学生の頃何度か連れて行かれたが、左右上のナイフフォークスプーンの三段重ねは実に晴れがましいものだった。クリスマスプディングなる火のついた重苦しいケーキに出会ったのはその後のケーキ嫌いになる発端だった。おお、もう半世紀以上も前のことだ。
しかし本当
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