残響未知/
ひだかたけし
残響と
一体化する
内深く
木霊降る
雨音遠く
懐かしく
精神の
木霊と一つ
沈み込む
蝉の鳴く
命の響き
身を震わせ
無情にも
有情は響く
聴き入れば
音と音
間に宿る
未知の言葉
戻る
編
削
Point
(2)