夏の微熱/アハウ
 
華やぐリビドーで四季が巡る


さざ波が陸と戯れ転がっていて


蝉時雨れ細りつつ出来事が遠のく


息ついて眺めると回転機械ばかり


あの日の昼どき過ぎに虹想い


夏がそっと舞台から去ろうとしている

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