海の道しるべ/
吉岡ペペロ
太陽がぼくをひとりにさせた
ぼくを定点観測していたのだ
漂流は本当は淋しくなかった
全て終われば会えるのだから
あなたにいつか指輪を渡す
山の雫のうす曇りの向こう
手を繋いでいつか虹を渡る
太陽がぼくをひとりにさせた
ぼくを定点観測していたのだ
漂流は本当は淋しくなかった
全て終われば会えるのだから
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