聖なる夜/吉岡ペペロ
 

ちいさな店に強盗が

理不尽にぼくの人生が

粉雪がだれにでも降るような夜

聖なる夜

使徒たちが自覚に柔らかくなる


ぼくは見上げる

花びらがいつまでも降る

それがたとえ刹那であっても

ぼくは永遠を見つめて生きてゆく


ちいさな店に強盗が

理不尽にぼくの人生が

粉雪がだれにでも降るような夜

聖なる夜

使徒たちが自覚に柔らかくなる
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