ふたりで歩けば/吉岡ペペロ
 

ふたりで歩けばいつも

楽しいこともせつないことも沢山あった

もうここを

誰かと歩きたいとは思わない


霧のなかのフェアウェイをゆく

ラフの方の木々が幻想的だった

メンバーに気づかれないように写メを撮る

宇宙にはこんな幻想が存在している

ふたりで歩けばいつも

楽しいこともせつないことも沢山あった

それをたましいレベルで見つめてみる


ふたりで歩けばいつも

楽しいこともせつないことも沢山あった

もうここを

誰かと歩きたいとは思わない



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