労働経済白書/吉岡ペペロ
私たちが日々仕事のなかで成長してゆくには、日々の成長体験、言い換えると、日々の成功体験が必要だ。
日々成功体験を重ねてゆくことで私たちは成長してゆく。
日々成功体験を重ねるうえで重要なのは、<どこまでやるのか>という発想だ。
<どこまでやるのか>という発想が、私たちを日々成長させてゆくのだ。
「Aという商品を売る」という仕事があったとする。
この人の今日の仕事の<どこまでやるのか>の設定が、「Aという商品を売る」であれば、この人は、Aを売れば成功、Aが売れなければ失敗ということになる。
Aを売れば1勝、Aが売れなければ0勝1敗。
<どこまでやるのか>の設定を、「売れたか売れなかったか」だけの二
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