放浪/
吉岡ペペロ
誘われていた女と食事をした
面白くて金があってためになる
オレは女にとってその程度の男でしかない
女と話をしていても楽しくなかった
それが顔にでていないか心配したくらいだ
会わなければよかった
そとにでると大気が蒸していた
女のあいた胸を見た
オレに抱かれるために
用意された胸にちがいなかった
そのいじらしさにだけ欲情した
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