冒険世界/番田
気づかないことのそこに多く存在するとりとめも無い毎日をぼんやり生きていると、身の回りでおこった出来事についてや、そこで面白くなかったり、面白かったりする様々な風景を私は思いだしたりする。実に色々な風景が目の前の世界を踊るように展開するのである。寝る前に思い出されるそういったできごとは、鮮明であったりそうではなかったりする。私の言葉にしたはずの色々な風景を思い出した。その池の中に存在させられた、カラフルな波紋を私は見つめた。
人は誰もがとまどいの中をさまよう生き物なのかもしれない。だけどその中で一体、どのくらいの世界を街で催されるような色々な展覧会の中で描き出せるものなのだろう。
戻る 編 削 Point(0)