何もない町/
TAT
何もない町で
暮らしてゆくには
強くなくちゃ…
単体の個体で
生きるのは
生物学的にも
社会的にも
生活的にも
無理があるけどさ…
それでも吹雪の夜は
コートの襟を立てろ
帰れる暖炉が
無くとも
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