ゆらめき/
瑠王
決して君には映らないのに
何故君は私に映るのだろう
林檎の皮を剥こうとも君ほどの素顔はない
時の奥にみる廃虚のように
冬の底に横たわるマグマのように
不謹慎ながら、なんて君の炎はあついのか
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