星に願いを/夏嶋 真子
キミのあいさつは
風が頬をなでるみたいで
キミの哀しい歌は
心の奥で優しく響いて
キミの世界には
朝露のひとしずくにも光があふれてた
風がやんで
歌もやんで
静まりかえってる朝
この朝の目には見えない星に願いを
物語の幸福な結末を疑うキミだけど
人のために生きたいと願った
切なるキミのうたは
苦しみの中で
幸せの一番近くを教えてくれた
わたしも歌えるようになりたい
ありがとう
いつかまた会えるまで
The End
(本当の物語は誰もがそこから)
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