詩人の為のセレナーデ/オリーヴ
 





ユニゾン、鳴弦




オベリスクに
隠された真実は




薔薇に片足を


捕らわれたオペレッタ





稀にみる
日常言語学派の横顔に


切なさを
放り投げて



夜を越え



穏やかな風を



星の時間に
匹敵する程、



贈りたいね




僕らは、つまり




めぐり逢い



干渉の中に
完成されてゆく



パンセ










戻る   Point(7)