詩人の為のセレナーデ/
オリーヴ
ユニゾン、鳴弦
オベリスクに
隠された真実は
薔薇に片足を
捕らわれたオペレッタ
稀にみる
日常言語学派の横顔に
切なさを
放り投げて
夜を越え
穏やかな風を
星の時間に
匹敵する程、
贈りたいね
僕らは、つまり
めぐり逢い
干渉の中に
完成されてゆく
パンセ
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