便り/見崎 光
あなたと知り合って
何度目の春でしょう。
どうしていますか?
お変わりありませんか?
たとえ、
相変わらずでも構いませんよ。
少しくらい変わり者な方が
楽しいじゃありませんか。
その方が私も安心です。
もし、
変わり映えしていたとしても
それでもやっぱり構いません。
中心に一本の芯さえしっかりと
あなたとして在るのなら
長かろうが短かろうが
気にすることもなければ
わざわざ教える必要もなく
ただただ安心するばかりです。
病気を患ってさえいなければそれで
私の胸中が救われます。
強がりばかりを覚えた者同士。
弱いヒトだと分かっていますから。
無理だけはしないでくださいね。
ウタで繋がっただけの私には
こんな事しか出来ませんが…
あなたの健康と無事を祈らせてください。
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