サプライズギフト/
見崎 光
薄暗い辺りにひとり
寂しさに浸りながら
窓際に体を預けて
想いの途切れた一瞬に
光がまつげを掠めたから
思わず顔をあげたんだ
そこに映る光景は僕を
余すことなく飲み込んで
透明な世界をくれたよ
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