小春日和/見崎 光
 

留まってなどいません

無意識は
思いのほか器用に
出来事を描写しています

悲観に暮れようが
宙を浮いていようが
現在進行形に変わりありません


停滞などしていません

風にそよぐ景色を追いながら
ゆっくりと道を探しているのです


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