無限/
見崎 光
とおい空を
求めたりしない
ただ
「綺麗ね。」と
微笑んでいたい
この空に
問いかけたりしない
ただ
「瞳だけでも触れさせて。」
そう呟いて泣いていたい
ひとりきりの
一つの無限(そら)
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