絵と瀬と裸/たたたろろろろ
 
川よどをふたり眺めて湿る手とスカートのなかうずく秘密基地


美しい毒がまわって弾けとぶ
      ***白昼夢色はなびらみたい***


一本の電波でよわくつながれて雑念雑音―――空をこえゆく


さいぼうの森を伐採する唄がひびいてひびいて胸がきゅぅん、って


つぎはぎのバスドラみたいな心だろう?歪んだリズムがはばたいてゆく


ふかくから溢れる言葉のせせらぎに足をひたして物思う葦


⇒楽器⇒アンプ⇒データ⇒プレス機⇒CD盤⇒スピーカ⇒振動⇒伝うはこころ


口のない散弾銃を抱いて寝る夢も昼間も恋も宇宙も


夕焼けにカーテン越しのゴミのや
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