私はちゃんと映ってますか?/
夏川ゆう
北からも南からも容赦なく真っ白な風に挟まれる私
君のその視線の奥にある未来私はちゃんと映ってますか?
寒い中砂浜で焚火してみたいある小説の真似するように
溜息に混じって出るのは幸せでひとつふたつと静かに消えゆく
亡くなった親友夢に現れて天国へ着いたと手を振り笑う
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