w - (inter) (hite)/ピッピ
 
小鳥には季節が1つありません 彼らの羽の色にまぎれて




ぼくの好きなあの季節なら放置したサドルが先に知ってしまった


音楽の授業で歌う君が代の歩みで雪が降り出していた


エアコンと友達になる これからは人のランクを一つ落として


ぼくの好きな車で行こう まっ黒に弱った海のほうがいとしい


リバーシブル・ジャケットでいい 吉野家の看板もすこしぬくもっている


世界の色がどんどん薄くなっていく 白はさみしさかなしさの色
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