たまには折り句/
佐々宝砂
弾けとぶ硝子の街のリアリズム軽く躱して越え去りゆかん
乱れ髪やは肌罪に裂かれても衣擦れの音ノンとは言はじ
さなきだに寂しきものは仏なり嘘偽りを桜とひらき
戻る
編
削
Point
(1)