冬のうた詠む/こたきひろし
今朝は雨雪にならずに安堵した今年の冬は無口貫く
冬枯れの樹木に山が覆われてさびれた村に私ため息
我が子より年下なのに熟れているおんなの尻に目を奪われて
寒すぎて真っ裸になれないよ必要な部位だけ晒し合う
もういいよ家族なんだよ私たちそれは言い訳妻に拒否られ
生理ないもう何年もなくなった妻の体を愛おしむよに
一人竿磨くは男の生理なのおんなはそれを見守ってくれ
隠語だよおんなのそこをあらわした名前をおんなに言わせたい夜
俺の歌読んでくれたら嬉しいな女の人に読んで貰えたら
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