風がはじまる場所/青色銀河団
 
優しさで出来てる星がひとつくらいあってもいいね。行けないけれど。


ふわふわでほんわかしててすべすべですうすうしながらしゅわしゅわなあさ


クローバー見渡すぼくらの遠くに町のような淋しさは透ける


ぼくたちは白だった生まれる前の白くやさしいひかりの記憶


薄い空に融けていきたい僕たちは生まれたばかりの淋しさです


花びらが一億年後も薫るよう風がはじまる場所に埋めました


動物だった記憶の中できみと眺める夕陽がとてもやさしい


微笑むと虹がでてしまう人が寝るとき夢の中で見ている虹


ハルジオン畑の遠くで病んでいる僕らは約
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