君にもあげる/
水宮うみ
「僕だけのものだ」って言葉思う度虚しくなるので君にもあげる
僕たちは言葉の種を温めてこの寒い季節乗り越えていく
絵に描いたみたいな空を飛んでいく飛行機に乗る人が見る空
手をつなぎ貴女と道を歩いてく耳では聞けない会話をしてる
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