雑詠七首/
もっぷ
朧夜の想いうらはらくっきりと願える朝(あした)の爽快な空
泣き腫らしそれでも明日の靴をいま磨いています頑張っています
青空を覚えぬ五つの日になぜか四季はそれぞれに掴んでいた掌(て)
頑張るな自然体でというけれど平均台ならそうだろうけど
思いっきり無駄吠えみたく声あげて泣いてみたいよ樹海へ行って
東にも北にも同じ月と星どこでも声のケータイ電話
いつものじゃないごはん知らず過ぎていく日日が一番こわい人生
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