月には言葉がない/
水宮うみ
あたたかさもつめたさも失って星空が瞳を閉じる
流星になった君という言葉からはらはらと鱗粉が落ちる
太陽が瞬いて人知れず右手が夜を掴む
手紙が飛び交う、空みたいなインターネット
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