ひらがな短歌  試作1/梅昆布茶
 
たいようがうしろからぼくをてらしかげをふんであるく
   しんぞうがとまりそうになるくらいきみがすきだ

じんせいのおわりからぼくをならべいんをふんでしのぐ
   ないぞうがひっくりかえってもどるくらいじゆう

じょうしのいないひっそりとしたへやでさくぼうをねる
   やがてごみになるうんめいのばななのうたをかく

ぼくのことばのりはびりはしんりょうほうしゅうがない
   いつかあとらんてぃすのようにうみにしずむあさ

うえののはーどろっくかふぇきてぃのてぃしゃつげっと
   かたちのないげんざいのぼくはぶれすれっとだね

はっしんできないむせんきがいつもぼくのなかに
[次のページ]
戻る   Point(4)