やりたい/深水遊脚
 


春の陽をあつめたディーゼルカーの背に空気読まない問いを溶かした


「詩で何がしたいの」詩を書きたいだけの人に聞かずにいられない人


運命に丸投げ煮え切らないチンコいれられず募るルサンチマンコ


離れてる場所でセックスするための術は百ほど思い付くけれど


月三回廿年で七百二十回その次でいいセックスしたい

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