日曜の朝の歌/梅昆布茶
朝ぼらけ冴えない頭であくびしてああ今日も生きてる息吸ってるさ
あの恋は何処へゆくやら目玉焼き作りながらも考えているボケ
ブーゲンビリアの咲くように南の島で暮らしたい朝
魚の眠りの様に深く海の底で優しく愛しくやすみたいなあ
髪染めて若返りたいこの頃は青春の歌の思い出される
フルーツのような君を食べたくて朝食につけたサイドのサラダ
朝市で買った枝豆茹でながら参院選の特集を観る
ストレイキャッツのロカビリー懐かしみながら発酵してゆく朝
特売の秋刀魚焼いて発泡酒白菜畑のキムチをつまむ
日曜日後にも先にも日曜日グダグダ過ごす日曜日
戻る 編 削 Point(2)