a Distant Shore/佐東
 
・とおざかる足おと夏の水際でちいさな眠りをゆりおこすひと



・水の背に日焼けの痕を押しあててあお向けで渡る鵲の橋



・夕立をひと粒ひと粒ひろいますあなたのうたのきこえる渚で



・砂の上よべない名まえを書いてみるずっと見ていた猫背の遠浅










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