半句半日/梅昆布茶
 
喜びを主体と願いながらせせこましく生きてしまっている

加藤登紀子の72年のライブいまさらにすげー女の代表だって思ったんだが

革マルと民青の両方の姉ちゃんを恋してた頃まだ僕の声は小さかった

大学っておそれながらのことばでも花まつりに負けちゃってるじゃん

種おでんに大根と昆布を加えてさ自分もいっしょに煮込む日々

おめえら政治をやれよと言いながらも選挙に行ってしまう僕

欠けたものをいまさら悔やんでもしょうがないのでせめて詩の糧にする


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