彩り/
夏川ゆう
彩りを両手で触り背伸びする生まれて来る明日まだまだ遠い
畳まれて残されている古い布時代遅れの柄また流行る
君の手に触れて届いた寂しさは口笛吹いたぐらいでは消えず
意味の無いものなどないと神が言う考え過ぎは失敗のもと
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